積極損害とは、交通事故が無かったならば支払う必要の無い治療費など、全般の費用である。付添い人の費用や介護料金も、交通事故が無かったならば支払う必要の無い費用であり、含まれるのが相場だ。
しかし・・だ。保険会社は「払えません」「認められません」と言うこともあるだろう。仕方がない、それは、彼らの仕事なのだ。
（書類がないから）払えません。（書類に不備があるから）認めません・・ということが多いのだ。
しかし、損害保険会社は、だから書類を出しなさい・・とは言わないことが多い。書類を整えたら、払わないわ...

交通事故の積極損害のうち、治療費用や入院費用に関しては、それほどもめない。
だから、交通事故の積極損害 治療費用、入院費用の計算方法は、悩むことはないだろう。
病室のランクでもめるかもしれないが、「かかりました」と言い続ければいい。
基本的に、交通事故の積極損害 治療費用は、全額が、請求の相場である。
しかし、これも書面で証明する必要がある。領収書、明細書など、確実に残しておかねばならない。
損害保険会社は、支払いを減らすのが仕事である。そういうことのプロである。
被害者になった時、信頼できるプ...

交通事故の被害者になった時、入院すれば、入院費用そのもの以外にも、いろいろな費用が必要になる。この入院の雑費も、交通事故の積極損害の相場がある。しかしこの入院雑費の１日の相場も、保険業界と弁護士業界で差があるのだ。
保険業界では、１，１００円／１日で、弁護士業界では、１，５００円／１日だ。これにに入院の日数を掛けて算出する。
当然ながら、自動車保険の会社は、入院雑費１，１００円／１日で提示してくるはずだ。しかし、「弁護士業界では、入院雑費１，５００円／１日が相場ですよね」といい続け、示談、和解に...

交通事故による通院の交通費は、実費全額が相場である。電車やバスなど公共の交通機関の往復費用は、全額が相場だ。
自家用車の利用は、往復分の実費が認められるが、この実費の算出、証明には、やはり書面が必要である。
交通事故による通院の交通費の相場で、もめるのは、タクシー利用である。これは自動車事故、交通事故で負った怪我の程度によって異なる。
計算は、病院から家までの往復に掛かる料金×実際の通院の日数で算出する。電車やバスなど公共の交通機関の料金は証明する書類は不要だが、実際の通院の日数は、根拠書類を要...